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割とぶっちゃけ気味な、日常日記です。好きなことや感じたこと、時にはグチもあるけれど、いろいろ書き綴っていきます。
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さて、帰省前&夏コミ&舞一夜舞台を前に、最後の日記書き込みです。
夏コミのこと、スパコミ原稿状況などを後半に書き込みますね~。

行ってきましたよ、人間ドッグ。
採尿→更衣→問診&血圧→腹囲測定→身長&体重測定→脈拍測定→視力測定→腹部エコー→採血→心電図→レントゲン→呼吸機能&眼底検査→胃カメラ …といった流れでした。
検査着に着替えたのですが、上半身裸をさらけ出す事が多くて、やっぱりイヤでしたね;(パンツも見られるのさ)
呼ばれるのもロッカー番号で、人間ドッグって本当に機械的やな~と思いました。まぁ、そうしなきゃ数こなせないものね…。
一番イヤだった胃カメラですが、もう前処置の局所麻酔がダメで…。
鼻スプレーの薬液の味でえづいたり(『ぐえ』とか『おえ』ってなるの)、咽頭麻酔のゼリーっぽい液を5分口に含んで上を向いていなきゃいけなかったのですが、味と感触に何回も嘔吐反射が出てきちゃって。
前処置だけでグッタリで、いざ胃カメラとなったのですが。
更に鼻の中に細い管を入れての麻酔で、またえづきまして。
それから本番で、長いカメラを鼻からズズズ~っと入れられました。
麻酔が効いてるので、痛みはほとんどなかったのですが、管が入ってる異物感が気持ち悪いのと、胃の中を奥へと移動してるのが感覚で分かるんですよね。胃の右側がちょっと痛いの。
なんとか無事に終わり、結果も特に以上がなかったので安心なのですが、しんどかった……。
本当に本気でしんどかったのですが、付いてくれた男の看護師さんがおねえ系な印象の人で、『大丈夫だからね~。もうちょっと頑張ってね~。順調だからね~』などと声掛けしながら、こっちが今しんどい~とか、怖いわ~と思ってる時にタイミングよく腕に手を添えてくれたり、ぽんぽんとしてくれたりして、なんだか安心できました(笑)
あの人、いいキャラやな~と思いましたね。男の人なんだけども、触られてもぜんぜん嫌な感じしなかったなぁ(笑)
…そんなこんなで、早朝から頑張ってきました。胃カメラ、いくら補助範囲内でお金掛からないとはいえども、来年はパスしよっと。

さて、夏コミのことです。
私のお邪魔先は、先日書き込みした通りでございます。
それで、関わった発行物関連なのですが、真妃さん(緋色スペ:大蛇×珠紀)の所で以前発行した合同本『恋愛ステップ』(大蛇×珠紀)の残部を預かって頂く予定なのと。
まろちゃん(西2 け-18b)とIさん(東5 プ57a)の所で加地合同本『君は僕のマーメイド』を配布しております。(加地×香穂子の小説を書いてます)。
それからIさんの主催アンソロ『吉日』(コルダ:吉良×香穂子)にも参加させて頂いております。こちらはIさんのスペースにて。
もしよろしければどうぞです~。

スパコミのこと。
スペースの方は6号館Aゾーン、ヨ37-bで取れております。
新刊は現在、ソラユメで1冊予定。
『明日も一緒に』というタイトルで、現在の状況としてはルーエン×皐月・山瀬×皐月・水窪×皐月の3カプを収録予定。こちらは本文原稿完成しております。
山瀬は現在の拍手お礼のものを修正した話を。ルーエンは日記に最初だけUPした雨降りの話を完成させたものを。水窪は書き下ろしです。
糖度的にはルーエン<山瀬<水窪(笑)
当日までに頑張れたら暁辺りの話を追加したいのですが、どうなるやら…。
世間的な人気の高い朝峰くん・餘部先輩は勉強不足の為に現在のスキルでは手掛けられそうにありません;(すみませぬ)
割と書きやすいのが水窪だったりするので、水窪本を別冊で出すやも?
まだ不確定要素がもりもりですが、最低1冊は発行しますので、よければ手にとってやって下さいませ。
また、加地合同本『君は僕のマーメイド』が新刊として持ち込みます。あと、弁慶のキャラソンを聴いたテンションで、コピ本を出すやもしれません(笑)
既刊誌は種類が多すぎるので、少量ずつ持ち込みます。
また詳細はイベント前に日記に書き込みに来ますね。

ではでは、実家に旅立ってきます。
行きがてら、給油&オイル交換せなばな…。
そしてどうでもいい話ですが、本日の甲子園第4試合の菊池投手の活躍、ラジオで聴くことになりそうです;(試合開始までには帰宅する予定だった)
あ、それからボーダーおじさん。やっぱり第3試合で衣装変えしておりましたよ(笑)


ラストに。
『つづき』に、加地合同本の書き出し+αをサンプルとして載せておきます。
よければどうぞ。

『君は僕のシンデレラ』


  
  プロローグ

 

 

 音楽を愛する国、リリーランド。

 この国に住む人々の多くは自分の楽器を持ち、毎日のように音楽を奏でている。そのため、どこを歩いても音楽が耳に入ってくるのがこの国の特徴だ。

 そんなリリーランドの中心に建つ、リリーランド城。

 ここにはこの国の王――志水と、王妃の冬海、そして王子である加地が音楽に包まれて暮らしていた。

 王と王妃は音楽と共に過ごす日々に幸福を感じていたが、ただひとつ、気がかりな事があった。それは、近頃になって王子の様子に変化が見られたことだ。

 明るく、社交的な彼だったが、時折憂鬱そうにしている姿が見られるようになり、ため息をついてはどこか遠くに視線を投げる。

 心ここにあらずといった様子の王子を見兼ね、王妃が声を掛けると、彼はこう答えた。

『この国には様々な音が溢れているけれど、僕の理想の音にはまだ出会えないんだ』――と。

 その言葉と遠くを眺める瞳から、王妃は彼がいつか理想の音を求めて城を出ていってしまうかもしれないと、そう予感した。

 王妃は王に相談し、やがて王子の為に国を挙げての音楽祭が開かれることとなる――。

 


 

   1.少女の願い

 

 リリーランドの城下町に、香穂子は血の繋がりのない家族三人と一緒に住んでいた。

「……ふぅ。買い忘れはないよね? それにしても、食材の買出しだけじゃなくて依頼してあった骨董品を受け取りに行けだなんて、梓馬お義父さまも相変わらず容赦ないというか」

 野菜などの食材が入った布袋と、食材以上に重量のある骨董品を持ち、香穂子は額の汗を拭った。荷物は重たいが、骨董品が傷付く恐れがあるために地面に置く訳にはいかない。もし少しでも傷を付けてしまったら、柚木に何を言われるのか分かったものではない。

 よく晴れた空の下、香穂子は一人家に向かって歩く。

 途中、いつものように耳に届く音楽に心弾ませ、自然とその顔には笑顔が浮かんでいた。

「やっぱり、好きだなぁ……。この街って、いつでも音楽に包まれてる」

 生まれ育ったこの街は、彼女にとってかけがえのない宝物のようなものだ。どこにいても様々な音楽が耳に届く。

 だからこそ、香穂子は移住する両親の反対を押し切り、この国に残ったのだ。

 先に述べた『血の繋がりのない家族』。

 香穂子が身を寄せたのは、資産家としてリリーランドで名を馳せる、柚木梓馬の屋敷だった。

 彼曰く、気まぐれで受け入れただけという香穂子の扱いはあまり良いものではなく、住居を提供する代わりに家事全般を他のメイドと同様に引き受けさせている。

 それでも、香穂子はこの国にいられるだけで幸せなのだと、不平も言わずに受け入れていた。

 「……着いたぁ。よし、まずは骨董品を置いて……と」

  屋敷に着き、骨董品を棚に置いた香穂子はキッチンへと向かい、食材を置く。そうしてから庭に出て、洗濯物を取り込もうとした手を止めた。

 「ああ、この音色は蓮兄さんの音色だ……」

  目を細め、二階にある彼の部屋を見上げる。

 




…そんなワケで、シンデレラをベースにしたパロディものです。
加地くんの出番は後半にという、ちょっと申し訳ない展開だったりするのですが…。
最初は文化祭で~という展開だったのですが、いざ書いていくと加地くんの台詞回しが案外難しくて。
いろいろ試行錯誤した結果、パロディものになったのですが、変更前のあらすじと本文冒頭を↓に投下しておきます。よければどうぞ。


   (加地×香穂子)
高校3年生の文化祭。劇(シンデレラ)をやることになった香穂子のクラス。
王子役は加地と決められ、姫役は、彼と付き合っている(周知の関係)香穂子となってしまう。
だが、恥ずかしい&ヴァイオリンを演奏する事になっていた為に、『絶対に無理!』と辞退。
姫役は香穂子の友人が引き受けることに(いろいろ考慮して)。加地は平静を装うも、元気がない。
帰り道、どうしてもダメかな、と彼に問われるも、やはり断る。

文化祭まで二週間を切ったころ。
お互いに練習やらで忙しく、なかなか予定が合わない日が続く。
放課後の劇練習をたまたま覗いた香穂子(自分の曲はだいぶ仕上がっている)は加地が友人に対して甘やかな台詞を言っている所(もしくはダンスシーンで、去年のことを思い出す)を目撃し、その場を立ち去る。
練習室に戻った香穂子は、ショックやら何やらで混乱する。
帰り道、ぎこちない香穂子はそっと加地を見ながら、自分の気持ちに気付く。
感じたのは独占欲。いつしか大きなものとなっていた加地の存在。
それを告白した香穂子に、加地は嬉しいと答える。

姫役を引き受けることにした香穂子。
しかし、渡された台本に驚く。それは、加地と香穂子の軌跡に色付けしたシンデレラの台本だったのだ。
時間がないことだし、この方が覚えやすいと周囲から押される香穂子。

 


 ※以下、書きかけでボツった本文の一部です。

 高校三年の秋。文化祭を翌月に控え、教室の中は浮き足立っている。
 それは香穂子も例外ではなく、黒板に書かれた『文化祭の企画について』という議題を眺めながら、今年は何になるのかと思いを巡らせていた。
(定番かもしれないけど、喫茶店なんか楽しそうかも。他には……)
 去年の文化祭を脳裏に浮べ、そして香穂子は加地の姿を思い浮かべた。
(そういえば、去年は葵くんと一緒に回ったなぁ……。また今年も回れるよね?)
 少し離れた席に座る加地へと視線を送り、香穂子の瞳はその姿を映し出す。

 

 ――加地葵。

 一年前、彼は香穂子に会う為に星奏学院に転校してきた。
 香穂子が奏でる音色に惹かれたという彼の言動に、当初は戸惑いを覚えたものの、少しずつ惹かれ始め。
 そして去年のクリスマスコンサートを機に、付き合うようになったのだ。
 加地の後姿を見つめ、微笑みを浮かべる――そんな香穂子の視界に、ふいに白いものが入ってきた。
「おーい、日野。紙、受け取ってくれないか?」
「あ……。ごめんっ」
 ぼんやりとしていた香穂子は回ってきた用紙を受け取り、慌てて自分の分を取って後ろの席へと渡す。
 何もプリントされていない白い紙。
 すっかり話を聞いていなかった香穂子は、眉間に皺を寄せて隣の席の友人へと声を掛けた。
「ごめん。これって何を書くの?」
「……香穂ちゃん、話聞いてなかったの? 文化祭で何をやりたいかだよ。自分の希望を書くんだって」
「そっか。ありがとう」
 小声でやり取りをし、そして紙へと視線を戻す。
(何をしたいか、かぁ……)



    ここらで終わっておきます;
 

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