割とぶっちゃけ気味な、日常日記です。好きなことや感じたこと、時にはグチもあるけれど、いろいろ書き綴っていきます。
category:未選択
なんかもう、脳内からただ漏れた新婚ひろふうを勢いで投下。以下、注意点をば。
【ちゅういじこう】
・『月宿市の新婚さん ~広瀬家の場合~』の翌朝のことです。
・角砂糖しかありません。もはやこれは本来の広風とはかけ離れたただのイチャつき妄想話です。
・1時間クオリティ。いつもの第一稿よりひどいメモレベルです(特に後半)。半分眠りながら打ち込みました。
・SSって言えない。台詞と状況描写だけのメモ書き。
・書いた人は一回爆発したらいいと思う。
・なんかもう、いろいろごめんなさい。本気で。
それでも読むという勇者は続きからどぞ★
【ちゅういじこう】
・『月宿市の新婚さん ~広瀬家の場合~』の翌朝のことです。
・角砂糖しかありません。もはやこれは本来の広風とはかけ離れたただのイチャつき妄想話です。
・1時間クオリティ。いつもの第一稿よりひどいメモレベルです(特に後半)。半分眠りながら打ち込みました。
・SSって言えない。台詞と状況描写だけのメモ書き。
・書いた人は一回爆発したらいいと思う。
・なんかもう、いろいろごめんなさい。本気で。
それでも読むという勇者は続きからどぞ★
カーテンの隙間から射し込む陽光。
日はとっくに昇り、ずいぶんと時間が経っているが、風羽は未だ深い眠りの中から目を覚ます気配がない。
(……さすがに無理させすぎたかな)
マグカップと文庫本を持ち、寝室へと戻ってきた優希はサイドテーブルにカップを置き、ベッドサイドに腰を下ろすと眠り続ける風羽の髪を優しい手付きで撫でた。
昨夜は、互いの温もりを求めて何度も交わった。
いつになく求め合った結果、久しぶりの帰宅に準備された手料理は手を付けないままで明け方になって眠りに落ち――。
髪を撫でる手の動きがふと止まり、離れる。
(それにしても、さすがにお腹空いたな……)
苦笑してマグカップに手を伸ばす。
リビングには昨夜に食べるはずだった料理の数々があり、温め直せばすぐ食べられる。実際そうしたいという誘惑に駆られたが、二人で食べたいという思いがあり、淹れてきたコーヒーを口に含む。
コーヒーで空腹感は満たされないが、覚め切らない頭をクリアにするには効果的で。
風羽が目覚めるまでどれほどの時間が掛かるか分からないが、自然に目が覚めるまで待とう――そう決めて優希は文庫本に視線を走らせた。
本棚から適当に抜き出した小説は、以前読んだもの。序章を読み流してそのまま一章へと頁を綴る。
(確か、二章からが面白くなるんだっけ……)
そんな事を思いながら読み進めていると、数ページ辿ったところで服の裾が遠慮がちに引かれ、優希は文庫本を閉じて振り返った。
「……おはよう」
「おはようございます、優希くん」
挨拶を返す風羽の声は起き抜けに掠れていて、けほ、と小さく咳払いが続く。
優希は彼女の髪を撫で、口元に微笑みを浮かべた。
「大丈夫?」
「はい。……先に起きられていたのですね」
「うん。君の寝顔をゆっくり見させてもらったよ」
「……む。なんだか悔しい気がします」
「や、そんな所で対抗心燃やさなくても……。それより、起きられそう?」
「ええ……、っ」
半身を起こし、起き出そうとした風羽の表情が曇る。ベッドサイドに足を下ろす動作が重く、優希の横に座ると風羽は彼にもたれかかった。
「……上手く力が入りません」
「あー、うん。ごめん。そうじゃないかと思ったんだ。昨夜はいろいろ無理させた気がするし。本当にごめん」
「…………」
肩に手を回して体を支える優希を見上げる風羽の頬が、朱に染まる。
優希の顔は、言葉に反していつになく嬉しそうな表情が浮かべられている。
心がそのまま表れた笑顔。
風羽はこの笑顔に弱い。それを彼は自覚しているのかいないのか。
「優希くん……」
名を呼び、風羽は上向いて唇を重ねる。
首に腕を回し、引き寄せて甘いキスを求めればふわりとコーヒーの香りが風羽を包み込んだ。
「……ふふっ、コーヒーの味がします」
「もっと味わってみる?」
悪戯っぽく笑う優希に微笑みを返し、風羽は目を閉じる――と、唐突に空腹を訴える盛大な音が耳に届き、一瞬時が止まった。
「……優希、くん?」
パチリと目を開けた風羽の前で、優希の顔が真っ赤になる。
「うわぁ、何コレぜんぜん笑えない……」
「おお、そういえば晩御飯を食べておりませんでしたね。お腹が鳴るのも当然です。……しかし、台所に昨夜の食事があったと思うのですが、食べていないのですか?」
「うん、食べたいなとは思ったんだけど、君が起きるまで待とうと思って」
「なんと……! では早速食べようではありませんか。実は私もお腹が空いて仕方ないのです」
言いながら立ち上がりかけた風羽の膝が折れ、ペタリと床に座り込む。
「……大丈夫? ――って、そんな訳ないか。リビングまで連れていくよ」
「連れていく?」
「そう。俺の所為だしね」
言いながら優希は風羽の体を抱き上げる。
「おぉう、これはもしやお姫様抱っこというものでは」
「そうだね。……食卓までこのままお連れしますよ、俺のお姫様」
「……ええ、よろしくお願いします、王子様」
笑顔を交わし、触れ合うだけのキスを交わして。
二人はコーヒーの香りに包まれる部屋を後にした。
■ 風羽さんはパジャマ(ネグリジェ?)着用。朝、目を覚ました優希くんが風邪をひかないようにと着させてます。
■ 君が起きるまで待とうと~に対する風羽さんの反応入れたい
■ コーヒーの香りで目を覚ます風羽さんの描写…とか。
■弁慶原稿入るので、推敲とか出来ずにしばし放置(笑)
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プロフィール
HN:
いずみりら
性別:
女性
自己紹介:
十年以上の年月を経て、SNSから個人サイトに戻ってきました。忍者ツールが生きていてビックリ。
忙しくてオタ活出来てないけどオタ活したい2児の母。
隙間時間に二次創作だったり推しごとだったり、仕事や普段感じたことなど壁打ち的になんでも書き込みに来ます。
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