割とぶっちゃけ気味な、日常日記です。好きなことや感じたこと、時にはグチもあるけれど、いろいろ書き綴っていきます。
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今年の桜の開花はずいぶんゆっくりだな…と思ったのですが、満開を迎えて見頃だと思った途端に雨降りですよ。花を一気に散らしてしまうの。
こういうの、なんて呼ぶんだっけ…そういえば前に二次SSで書いたわ! と思って引っ張ってきました。『桜雨』とか『桜流し』って言うそうですね。
書いた時に調べたのに、脳みそにこれっぽっちも残っていないという…。
とにもかくにも、私が住んでいる地域ではソメイヨシノの桜の時期が終わりを迎えております。
そんな桜をテーマにしたフラジャイルの森井×宮崎で書いた『桜』というお話の後半を載せておきます。なんとなく気分で。
*
「……はー、きれい。やっぱり見に来て良かったです」
ベンチに腰掛け、荷物を横に置いた宮崎は青空に映える満開の桜を見上げて目を細める。
「買った団子を食べますか? 宮崎先生は花より団子でしょう」
「もう、それは忘れてくださいっ」
ぷくりと頰を膨らませた宮崎に森井は口の端をあげ、隣に腰掛けて煙草に火を付けた。
「ちょうど今日が見頃ですかね。明日、予報通り雨が降ったら一気に散るだろうし」
「なんで毎年綺麗に咲き揃う頃に雨が降るんですかね。あっという間に散っちゃうのが残念すぎて……」
「昔の人はそれも風流だと楽しんでたそうですよ。桜雨とか桜流しって呼ぶらしいですけど」
「へー、森井さん詳しいですね」
「たまたま天気予報のコーナーでそんな話があったんで」
澄んだ青空の下、桜を前に雑談を交わしていると強い風が吹いて花弁が舞い散る。
まるで桜吹雪といった光景に宮崎が目を瞬かせていると風が止み、森井は笑んだ。宮崎の団子状にまとめた髪に桜の花が一輪、引っかかっている。それはまるで髪飾りのようで。
外してやろうかと手を伸ばしかけ、もうしばらくそのままでいいかと思い留まる。
素朴な彼女を彩る桜の花。
森井は桜の木を見上げる宮崎を眺め、柔らかな表情を浮かべた。
こういうの、なんて呼ぶんだっけ…そういえば前に二次SSで書いたわ! と思って引っ張ってきました。『桜雨』とか『桜流し』って言うそうですね。
書いた時に調べたのに、脳みそにこれっぽっちも残っていないという…。
とにもかくにも、私が住んでいる地域ではソメイヨシノの桜の時期が終わりを迎えております。
そんな桜をテーマにしたフラジャイルの森井×宮崎で書いた『桜』というお話の後半を載せておきます。なんとなく気分で。
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「……はー、きれい。やっぱり見に来て良かったです」
ベンチに腰掛け、荷物を横に置いた宮崎は青空に映える満開の桜を見上げて目を細める。
「買った団子を食べますか? 宮崎先生は花より団子でしょう」
「もう、それは忘れてくださいっ」
ぷくりと頰を膨らませた宮崎に森井は口の端をあげ、隣に腰掛けて煙草に火を付けた。
「ちょうど今日が見頃ですかね。明日、予報通り雨が降ったら一気に散るだろうし」
「なんで毎年綺麗に咲き揃う頃に雨が降るんですかね。あっという間に散っちゃうのが残念すぎて……」
「昔の人はそれも風流だと楽しんでたそうですよ。桜雨とか桜流しって呼ぶらしいですけど」
「へー、森井さん詳しいですね」
「たまたま天気予報のコーナーでそんな話があったんで」
澄んだ青空の下、桜を前に雑談を交わしていると強い風が吹いて花弁が舞い散る。
まるで桜吹雪といった光景に宮崎が目を瞬かせていると風が止み、森井は笑んだ。宮崎の団子状にまとめた髪に桜の花が一輪、引っかかっている。それはまるで髪飾りのようで。
外してやろうかと手を伸ばしかけ、もうしばらくそのままでいいかと思い留まる。
素朴な彼女を彩る桜の花。
森井は桜の木を見上げる宮崎を眺め、柔らかな表情を浮かべた。
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プロフィール
HN:
いずみりら
性別:
女性
自己紹介:
十年以上の年月を経て、SNSから個人サイトに戻ってきました。忍者ツールが生きていてビックリ。
忙しくてオタ活出来てないけどオタ活したい2児の母。
隙間時間に二次創作だったり推しごとだったり、仕事や普段感じたことなど壁打ち的になんでも書き込みに来ます。
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